塗料の種類と塗り替え時期
千葉県八千代市・習志野市・千葉市・船橋市エリアで外壁塗装をご提供する「株式会社中野塗装」が、外壁塗装の塗料の種類と塗り替え時期をご案内します。最近、「住まいの外壁がくすんできた……」「ちょっと触ると白い粉が付いてくる」「ひび割れが見える」などの思うことがあれば、こちらをチェックしてみてください。また、初めて外壁塗装を依頼するという方は一度確認しておきましょう。
主な6種類の塗料比較
現在、外壁塗装に使われる主な塗料は、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、光触媒、無機の6種類です。それぞれの塗料の価格帯や耐久年数などの目安と、それぞれの特徴についてご紹介します。
種類 | 価格帯 | 耐久年数 | 特徴 |
---|---|---|---|
アクリル | 安い 高い | 4~7年 | もっとも割安な塗料です。紫外線に弱く耐久年数が短いことから、最近ではあまり使用されていません。数年先に建て替えの予定があったり、塗り替えサイクルを短くしたいと考えていたりする場合にはおすすめです。 |
ウレタン | 5~10年 | アクリル塗料よりもやや耐久年数が長く、防汚性、耐久性に優れています。弾性に富んだ塗膜であるため、ヒビ割れが起こりにくいという特徴もあります。ただし、アクリル塗料同様、最近ではほとんど使用されていません。木部や防水工事などに部分的に用いられることがあります。 | |
シリコン | 7~15年 | 紫外線に強く耐久性に優れている塗料です。汚れの付着や色落ちが少なく、防カビ・防藻効果があります。近年ではシリコン塗料が主流になっています。 | |
フッ素 | 15~20年 | 5つの塗料の中でもとりわけ耐久性が高い塗料です。やや価格は高くなりますが、塗り替え頻度が少なくなるため、長期的な費用対効果に優れています。光沢感や防汚性も高く、商業施設や大型ビルなどで多く使用されています。 | |
光触媒 | 15~20年 | 外壁表面に薄い水の膜を作り、汚れの付着を防ぎ、雨水で洗い流す機能を持つ塗料です。優れた防汚性・耐久性があり、長期的に汚れの少ない美しい外壁を保つことができます。 | |
無機 | 20~25年 | 無機物と有機樹脂を混ぜ合わせた塗料です。セラミック塗料、セラミックシリコン樹脂塗料などがあります。無機物は紫外線などの劣化が起こりにくいという性質を持っており、耐久性、防汚性、不燃性に優れています。ただし、他の塗料よりも塗料の価格が高い傾向にあります。 |
※左右にスクロールすることができます。
塗料選びのポイント
塗料選びのポイントは以下です。以下を考慮しながら、住まいに合った塗料を選定しましょう。
- 予算(費用対効果)
- 塗装範囲(外壁、屋根、防水工事、木部・鉄部)
- 断熱・遮熱・防水・防汚などの付帯機能
- 色(カラーシミュレーション)
- 耐久年数(期待耐久年数と保証年数)
- 外壁の塗り替えサイクル
- 家全体のメンテナンスサイクル
- 専門家によるセカンドオピニオン
最適な塗り替え時期とは
塗料にはそれぞれ耐久年数がありますが、耐久年数を過ぎたら塗り替えするというのが必ずしも正しいとは限りません。なぜなら、建物の状態や気候環境によっては、想定以上に塗膜の劣化が進行してしまう可能性もあり、その場合は早めの塗り替えが必要になるからです。
また、耐久年数に達する前に塗り替えを行うことで、外壁の美観を保ち建物の劣化を未然に防ぐこともできます。塗料の耐用年数はあくまでも目安として考え、実際の塗り替え時期は外壁の状態によって柔軟に判断するようにしましょう。
適切な塗り替え時期の判断は専門の業者でないと難しいものです。当社では施工後に年に1度の定期点検を行っており、最適な塗り替え時期をお知らせしています。ぜひご利用ください。